「サッカーボーイズ 再会のグラウンド」

先日久しぶりに本屋に行ってぷらぷらしていたらこんな本(文庫本)が目にとまり買ってみました。
サッカーボーイズ 再会のグラウンド」はらだみずき著(角川文庫)
小学6年生が主人公のサッカーの物語です。
あっという間に読み終えてしまいました。
なんだか小さい時のことを思い出し、清々しい気持ちがわき起こりました。

私は小学校、中学校とずっと野球少年でしたが野球もサッカーも同じスポーツ、相通じるものがあります。
ちなみに中学校の時少しの期間サッカーチームにも所属していました。
しかし加入後最初の試合でDFをやらされ、なんとその試合のファーストタッチを空振り…
それ以来サッカーとはおさらばしました。(笑)

それ以降サッカーについては日本代表戦は見てもJリーグ等についてはほとんど興味ありませんでしたね。
ましてや地域リーグJFLなど…(苦笑)
まさか四十も半ばを過ぎて、ばりなりのおっさんになってからサッカーにはまるとは。(笑)
観戦、応援だけでなく最近はもっと自分でサッカーをしたいという欲求が強くなっています。
だからゼルビアの「おやじサッカースクール」は絶対毎回参加します。

「今日でこのチームは解散する。
でも、君たちのサッカーは終わったわけじゃない。
あるいは、君たちの中で、サッカーをやめてしまう者もいるかもしれない。
それは、それでいい。
自分で決めるべきことだ。
それでも、このクラブでサッカーを一緒にやってきたことは、心に生き続けるはずだ。
ただ、ここに宣言するけど、おれはサッカーをやめない。
もう41歳で、早く走れないし、足ももつれる。
昔のようにはいかない。
かっこよく見えないかもしれない。
でも、続けるよ…」
チーム監督が「六年生を送る会」で卒団する子に贈る言葉の一節です。

ここが妙に心に残りました。
中学生、高校生のサッカー小僧に読んでもらうとよいかもしれません。この小説。