ゼルビア応援ツアーは歴史の宝庫!

快勝した翌日はやはり筆が進みます。いや、指先が進みます。(笑)
JFL後期第2節流通経済大学戦、茨城県龍ケ崎市の「たつのこフィールド」に長男と行ってきました。

小田急トラベル「ゼルビア応援ツアー」を利用してです。
このツアー非常に格安でなんと参加費は一人2,000円。
高速代、ガソリン代を考えるとかなり懐にエコなツアーです。(^^
参加者は総勢31名。
驚いたのは意外とご高齢な方が多かった事。
失礼かもしれませんがもしかしたら60歳前後の方が多いように思えました。
さらの女性の方が多くてびっくり。
正に老若男女入り乱れてのゼルビア応援ツアーでした。(^^

バスの中では途中自己紹介タイムがあり31名全員がコメントを。
また驚いたのが参加者のゼルビア歴の長さ。
中にはうん十年?と言う方も。つまりご自身のお子様が町田のサッカースクールに通われていた時からの”FC町田”のファンと言う方もいらっしゃいました。
そして、そして、参加者の中に酒井農園さんも!
そうです、あのキャプテン酒井選手のお父上様???
トマトの栽培の件をお話しされていましたから間違いないかと思います。
いや〜驚きました。

若い参加者も数人いらっしゃいましてゼルビアに対する思いを熱く語っていました。非常に勉強になりました。
またゼルビアのフロントの方もいらっしゃいまして普段知る事が出来ない興味深いお話を聞く事が出来ました。
このバス観戦ツアー、これはまさにFC町田ゼルビアの歴史の宝庫でしたね。
ゼルビアサポーターの“ひよっこ”の私にとって価値ある経験を得る事が出来、参加者の皆さん、小田急トラベルさんには心から感謝します。

さて試合の方ですがまずなんといっても感動したのが試合前の応援時、会場に響きわたるCURVA MACHIDAの声。

メインスタンドからみて右前方には大きな体育館が、さらに前方には5階建てほどのマンションがありその立地条件からでしょうか、CURVA MACHIDAのかけ声がこだまして会場全体に気持ち良く響き渡るのです。
その時はまだ流経さんの応援団もいなく静かだった事もありCURVA MACHIDAの声だけが「たつのこフォールド」を独占していたのです。
もしこれが町田のサッカー専用スタジアムで出来たらどんなに素晴らしいことだろうと夢想してしまいました。(^^

試合内容ですが既にFC町田ゼルビアオフィシャルページ並びに各所のblogにて詳細は書かれていますので簡単に振り返ると、前半は兎に角酷かった。

ボールもまわらないし、だいたいシュート数一体何本あったのだろう?
前半35分頃左サイドライン奥からの相手のスローイン
これがJFLではあまり見慣れないロングスローで、なんか嫌な予感が…と思うか思わないかのその瞬間、ゴール右にシュートが突き刺さる。
そこそこファインなゴールでした。
気持ち的にもちょうど集中が途切れた瞬間だったと思います。
「あ〜これで今日は終わった…折角のバスツアーの帰りが辛い…」と正直思いました。
しかし前半終了間際からベンチでちっとした動きが。
竹中コーチがアップをしている石堂選手に何か一声かけています。
恐らく「後半、行くぞ」とでも言っていたのでしょうか。

間もなく前半が終了。
ほとんどホーム状態のスタンドに暗い雰囲気がもたれかかります…

んが、しかし、後半その雰囲気は一掃されることに!
後半開始後49分、ゴール前混戦状態のなかから山腰選手が同点のゴール。
(こちらの動画を参照『daysworld
FC町田ゼルビア 対 流通経済大学 戦(2009年7月12日)動画アップ」)
その直後森川選手がらみでしょうか、ファールを巡っての小競り合いが。
部下の森川選手がやられた事で株式会社ゼルビアの上司でもある酒井課長の怒りをかい相手選手に反撃。(一切、手は出していない)
さらに流経大学の北朝鮮のトップなみのサングラスをかけた監督がそのサングラス投げ捨てこれまた自分の部下を助けるかのように酒井課長めがけんばかりに…
そこへなぜかゼルビアGK修行が止めにかかります。
さっすが冷静沈着な修行選手。
ここでようやく場は落ち着きを取り戻します。
最終的にはどうったのでしょうか?酒井選手にイエローで相手もイエローか?
まだ公式記録が出ていませんのでよくわかりません。
これについてはいろんな意見がありますが、選手は真剣勝負をやっている訳でこんな場面もあってもそれは“あり”だと思います。
よく「子供が見ているからよくない。」とかの意見がありますが、でも大人の世界なんてそんなことばかりなわけだから子供にかこつけて断罪することは果たしてどうなの?という気持ちもあります。個人的にはですが。
その話はこの辺にして、これを境にゼルビアの猛攻が始まります。
やな〜ぎ さ〜き の2得点。
とどめの蒲原の1得点。
計4得点。
欲を言えば後半80分、山腰に替わって入った飯塚にはあのキーパーとの一対一の場面、なんとか入れて欲しかった。
何と言っても息子がファンなもので…(^^;

最終的には4−1での逆転勝利。
この逆転勝利は今までとは違うFC町田ゼルビアを感じました。
“外弁慶”と揶揄されるゼルビア、是非ともこの勢いを次節ガイナーレ鳥取戦に持ち込んでいただきたいところです。

帰宅路の神奈中バスの中、幸福感に満たされた気分で「ドラえもん」のビデオを観賞。(笑)
子供に気を使っていただいた小田急トラベルさんには感謝の気持ちで一杯です。
ちなみにこの小田急トラベルさんのゼルビア応援ツアー、25日のHondaFC戦でも行われるそうです。
価格はここだけの話ですがなんと、お一人3,800円!!!(多分)(^^
まだ今日のこの時点ではホームページの掲載はされていませんがお早めの申し込みをされてみては。
きっと有意義なツアーとなることと間違いなしです!