南北多摩“ダービー”
『ダービーとは最も質の高い戦いだ。
それは栄光のための戦いであり、生き残るための戦いでもある。
最後にダービーで勝った者は、よりよいスポンサーをつかみ、自分の町で力を得るのだ。
〜中略〜
ヨーロッパでは、ビッククラブ間での選手の移籍も多い。
その動きによってサポーターの対抗心はさらにあおられる。
移籍の背景には、クラブ側のそういう狙いがあるのである。
スタジアムを満員にし、サポーターを満足させるためのあらゆる方策を練るのがクラブを経営する側の仕事なのだ。』
イビチャ・オシム『考えよ』（角川書店）より。（抜粋）
昨年のダービー結果
前期第５節 横河武蔵野FC 2-1 FC町田ゼルビア （武蔵野陸上競技場）
http://zelvia.jp/cgi-bin/info/info.cgi?month=200904&num=461
後期第１２節 FC町田ゼルビア１−２横河武蔵野FC （多摩陸上競技場）
http://www.zelvia.jp/cgi-bin/info/info.cgi?month=200910&num=777
昨年の横河武蔵野FCの主力、太田康介、斉藤広野、この二人がゼルビアに電撃移籍。
Jリーガーになりたいとの強い気持ちであえてゼルビアを選択した訳である。
しかし前所属先の武蔵野にとってはこれほど屈辱的なことはないであろう。
「よりによってあの町田に…」と。
このような状況下で今期初の南北多摩ダービー、FC町田ゼルビアvs横河武蔵野FCは盛り上がらない訳がない。
もしかしたら西が丘では武蔵野サポからこの二人の選手に対しブーイングの嵐が巻き起こるかもしれない。
しかしそれは理解出来ること。
ただ我々ゼルビアサポはなんとしてもこの二人をサポートしなければならない。
いろんな意味で絶対見逃せない試合、南北多摩ダービー。
明日、６月１９日土曜日は西が丘に集結です！
