予備審査!

結構ショッキングなニュースでした。
V・ファーレン長崎さんの「Jリーグ入会予備審査の結果について」報告。
来年のJリーグ入り断念のニュースです。
予備審査が通らなかったとのこと。
長崎さんは昨年石垣島で熾烈な争いをし、今年JFLに一緒に上がった同期組。
FC町田ゼルビアJリーグ昇格のにかかわる“敵”であり宿命のライバルでもあります。
そんな”敵”である長崎の来期J断念のニュース、なんだか身内の事のようにショックです。
ゼルビアの選手やフロントのご苦労もそれなりに見て来ていますから長崎さんの選手、フロントさんの気持ちを察すると…

我らがFC町田ゼルビアのフロントさんもこの予備審査に向けて大忙しのようです。
その証拠に先日のメルマガは夜中の24時直前に発信されています。
徹夜作業をされているのが容易に想像出来ます。
どうかお体にをお気を付け下さい。m(_ _)m
さてこれから行われるゼルビアの予備審査について冷静に分析してみます。
長崎さんのこの文言から分析してみます。
『私達V・ファーレン長崎は来年のJリーグ参入を目指して活動を続けて参りましたが、競技・運営面、会社としての財務基盤の強化、ホームスタジアムの確保、観客動員の不足、育成組織の整備など様々な面で入会条件を満たしていない項目があることから、来年のJリーグ参入は非常に難しいとのことで通知をいただきました。』
Jリーグ入会予備審査の結果について』
http://news.v-varen.com/?eid=1152145

1)競技・運営面
2)財務面
3)ホームスタジアム
4)観客動員
5)育成組織の整備

1)
あくまでも噂で聞いた話ですがゼルビアの運営はフロント、ボランティアさんの努力によりかなりの評価を得ている。とのことです。
従ってこれはクリア。
2)
ゼルビアは当初プロ契約が二人。(現在レンタル含め4人)所謂人件費を極力低く抑えていると考えられます。
それに加え小田急さんと玉川学園さんと大手スポンサーを確保しておりそれなりの健全なる経営をしているのではないかと推測します。
従ってこれもクリア。
3)
これは野津田競技場に仮設スタンド、照明設備の設置。ということでクリアと判断させていただきます。(^^;
5)
4)を飛ばし(^^; 育成組織等についてはゼルビアはご存知の通り下部組織が先に存在しそこからトップチームが生まれてきましたから、その基盤は盤石なものとなっています。従ってこれもクリア。
4)
さて問題の観客動員問題。
唯一この点でひっかかってしまいますね。
J入りの平均観客動員数3,000人以上ノルマに対して恐らく平均1,000名以上の乖離があるかと思います。
昨年のJ昇格した三チームの実績がどうだったのでしょう。
栃木sc 5,048名位
カターレ富山 4,306名
ファジアーノ岡山 3,655名
と昇格した全チーム観客動員のノルマは達成しています。
「スポートリザルト(08年JFLリーグ戦観客動員数)」
http://sportslink.fc2web.com/soccer/japan/JFLkankyaku.html

ちなみに2008年度のJ2の水戸ホーリックの実績は3,044名とのこと。
「スポーツリザルト(08年J2リーグ戦観客動員数)」
http://sportslink.fc2web.com/soccer/japan/J2kankyaku.html

んが、しかしこの記事を読んである事に気づきました。
J.LEAGUE栃木SCカターレ富山ファジアーノ岡山がJリーグ入会)」
http://www.j-league.or.jp/release/000/00002751.html
ここにこうあります。(記事一部抜粋)
『入会直前年度のJFLのリーグ戦における1試合平均観客数が、原則として3,000人以上であること』
「原則として3,000名であること。」
原則なのですよ、原則。
その他の項目がクリアされていてこの部分だけがクリアされていないから「否」とはならない可能性は高いと判断出来ます。
所謂総合的に判断して問題なければ昇格もあるわけです。
んで、この問題に際して
「今後照明設備導入によりナイターでの試合開催で観客数は確実に伸びる」
と言う事でのこの問題クリアです。(^^;

しかしいくらなんでも3,000人のノルマに対し1,000人の乖離は酷いです。
今後行われるホームゲーム、最低限4,000人の入場者数が必要と考えます。
そのためにはまずは次節FC琉球戦での必勝です。
そして我々が行わなければならないことは一人でも多くの友人を誘って9月13日野津田津田に集合すること、これ以外にありません。
あと3日です。
さぁ友達に電話しましょう!(^^